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肺炎予防メッセージ

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肺炎予防メッセージ


高齢者のインフルエンザに伴う肺炎発症の対策としての
肺炎球菌ワクチン接種


日本医科大学 特任教授 / 日本医科大学呼吸ケアクリニック 所長 木田厚瑞


肺炎は日本人の死因の第4位に挙げられる疾患です※1。高齢者では加齢に伴い免疫機能が低下、加えて気道(気管支)の構造が変化するため細菌性の肺炎にかかりやすくなります。高熱や咳や膿性の痰、呼吸困難など典型的な症状が乏しいことがしばしばあり早期発見が遅れ重症化しやすくなります。また高齢者は、糖尿病や心臓病、慢性呼吸器疾患など合併症をもっていることが多く、かくして肺炎による死亡率は年齢とともに高くなっています。高齢者の市中肺炎では風邪やインフルエンザのあと発症することが多く、しかも約3割は肺炎球菌による感染であることが知られています。手洗いやうがいの励行など日常生活を工夫すること、かかっても重症化しないようにあらかじめワクチンの接種をしておくことが大切です。


海外先進国では高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されており、米国では高齢者の65%以上※2が接種を行っていますが、日本ではまだ10.6%※3にすぎません。


2009年10月から、海外同様日本でも肺炎球菌ワクチンの再接種が可能になりました。肺炎重症化の高リスクの方はお医者さんと相談の上、早めの接種を勧めています。


肺炎は、冬季にはインフルエンザと併発して悪化するケースが多く確認されていますが、誤燕や喫煙などの他のリスク要因も関係しているため年間を通じて発症する疾患です。特に高齢者やリスク要因を持つ人にとっては、年間を通して予防が重要となっています。


最近では肺炎球菌ワクチンの接種費用を公費助成する市区町村も増えています。ワクチン接種の迅速な推進が強く望まれます。


※1 厚生労働省人口動態統計年報主要統計表(2009年)
※2 CDC National Immunization Survey 2007
※3 MSD株式会社調べ



身をもって肺炎のおそろしさを知りました。


俳優・タレント 中尾彬


生まれてから医者にかかった事がありませんでした。
またそれが自慢でした!
ところが、ちょっとした風邪から肺炎になり
肉体の、筋肉の、内臓の全てがダメになり
生存率20%とまで宣告され、改めて肺炎のおそろしさを知りました。
たぶん、これまでの疲れから身体が弱っていたのでしょう。
今では市販の薬にたよらず、月一回は血液検査のため病院に行っております。
病の中でも肺炎が一番怖い病だと思うようになり、
2009年に肺炎球菌ワクチンを接種しました。



肺炎予防の重要性と肺炎球菌ワクチンを
認知してもらえるようがんばります。


女優 加賀まりこ


私は女優という職業柄、からだのメンテナンスには人一倍気を使ってきましたが、
中尾さんの肺炎体験談を聞くまで肺炎球菌ワクチンの存在は全く知りませんでした。
知らないのはもったいないことだと思います。
早速私もワクチンを接種しましたが、今後肺炎予防大使として、
肺炎予防の重要性と肺炎球菌ワクチンを認知してもらえるよう、
頑張っていきたいと思います。


次ページでは、肺炎のリスクについてご紹介します。


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